突拍子もないタイトルですが、先程ニュースで網走が平年より14日も早く海明けしたと報じられてました。
今年は流氷の氷が分厚く、中々漁に出られないとの話があったので、これで少しは魚が獲れ出すのかなーと。
でも網走の海明けが早いという事はほかに氷が回って行ってるので、痛し痒しなんですけどね。
毛がにの出荷量も例年より少ないのが今の悩み。
今年のカニまつりはいったいいつ開催できるのか!?
もう少し価格が平年並みになってくれないと厳しいですが。
※先週入荷したときの枝幸産の毛ガニです
早く皆様に美味しい春の堅ガニを届けたいのですがもう少々お待ちくださいませ。
そういえばよくお客様から言われるのが、
「毛ガニって・・・食べ難いくせに食べるところ少ないよねー」
と言われます。ごもっともです。それが毛ガニです。
でも味は格別ですし、濃厚な味噌を美味しく食べられるのは毛ガニが一番ですからね。
もちろん花咲ガニやズワイガニにもカニみそは入っていますが、やはり毛ガニにはかないません。
特に今獲れる毛ガニは流氷によってもたらされた豊富なプランクトンで身がパンパンになっており、
脱皮の為に蓄えている味噌も豊富でこの時期(3月中旬~5月中旬くらい)がまさに旬!
旨いんですよ。えぇ。旨いんです。
なんせ置戸市場カタログに掲載している冷凍毛ガニはこの時に獲れた奴を冷凍して使っているので非常に美味なのです。
※弊社で取り扱っている蟹は基本全てボイル調理済みです。決してレンジで解凍したり茹でたりせずお食べください。
解凍するのも自然解凍でOKです。常温で約半日、冷蔵庫内で約1日自然解凍してください。
自然解凍する場合は必ず甲羅を下にして皿の上などに載せて置いてください。
尚、冷凍毛ガニには氷の膜が張ってあります。あれは別に重さをごまかすために氷漬けしているのではなく、
グリース作業と言って冷凍時に数日かけて何度も氷水にくぐらせて蟹の体全体に氷の膜を張り、冷凍庫の冷たい外気に
蟹がさらされずにするために行っております。冷凍庫にお魚などを長期間入れておくと周りがパサパサになり乾いてしまう
「冷凍焼け」の状態になったことも皆様あるのではないでしょうか。
そうならないために蟹に「氷の衣」を着させて風邪をひかないようにしてるんですね。
(僕らは冷凍やけした商品は「風邪を引いた」と表現しています。皆様も是非冷凍庫を覗いて乾いた商品があったら「風邪引いてるぞ!」と言ってみましょう。)
通ぶりたい時は、「この冷凍毛ガニは風邪ひかないようにちゃんとグリースがけをやってるな!」と言い放ちましょう。通です。
話はそれましたが、とにかくこの時期の毛ガニを逃すと損ですよ!という事です。
それでは長くなりすぎましたのでこの辺で。
したっけ!
置戸市場スタッフK.Y